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COLUMN

東邦コラム

2020.03.17

自動車関連

国産車と輸入車の大きな違いって何?

国産車と輸入車の大きな違いって何?

ここ最近では、いわゆる「マニア」な方以外でも輸入車を選ぶ人は増えてきいてますが、まだまだ国内シェアで言えば、10%弱と言ったところです。
やはり、まだ車を選ぶ際の見えないハードルがあるのでしょうか?
実際、国産車と輸入車、何がどう違うのか?
メリットとデメリットを整理してみましょう。
まず、気になるのが、やはり費用でしょうか。
購入時の費用、そして維持のための費用、どちらも考慮する必要があります。
同等の排気量やボディサイズで比較すると、税金や自賠責保険等の法定費用は同一ですが、車両本体価格は、やはり輸入車の方が数割程度は高いです。維持費はどうでしょうか?
メンテナンスには、部品代と作業工賃が必須です。
部品代ですが、やはり輸入車の方が数割以上は高いのが一般的です。
ただ、国産車の場合、生産終了から10年も経てば、部品代は次第に割増価格となり、輸入車と比べて早期に「部品が出ない」と言った事態にもなりやすいそうです。
また、作業工賃も、一般的に輸入車の方が数割程度は高いです。

国産車のブランドに関しては、一般ウケを意識したものが多いのかもしれません。

平均点をあげて多くの人の共感を得られるものを作りたいというのが日本の風潮のようにも思えます。
そういった理由から、走りやすく、使いやすく、日本の事情にあった車はやはり国産車に勝るものはないでしょう。

では、輸入車が勝る点とは?
そのひとつは、自動車作りに対する「ポリシー」と言えるのではないでしょうか?

デザインも含めて、何を目指してその車を開発したのかが、明確な場合が多いです。
こだわりの強い方が輸入車に乗っていることが多いのは、そんな理由もあるでしょう。
とは言え、輸入車とひとくくりにしてしまうのも、無理があるかもしれません。

そもそも輸入車と国産車という比較自体がナンセンスで、世界各国に様々なメーカー、車種といった選択肢もあるくらいの考え方をすべき時代なのかもしれませんね。

東邦自動車 大阪支社 山口