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COLUMN

東邦コラム

2020.01.28

自動車関連

後方の視界は良好?

後方の視界は良好?

普段、何げなく使っているドアミラー。昔の車に比べると取り付いている場所や大きさが随分と変わってきています。今では多くのメーカーが採用しているウィンカー内蔵ドアミラー。
それまでのウィンカーに比べ、対向車のドライバーやライダー、歩行者の目に入りやすい高い位置にあり、真横や斜め後方からも車の存在に気づきやすさが、様々な事故への抑止的効果を発揮しています。
また、雨の日でもドアミラーの後方視界を確保しなくてはなりません。
その為、ドアミラーの上部には溝が掘ってあります。鏡面に流れないように雨を逃がす溝です。ある車種は鏡面への雨滴巻き込みを防ぐフィンをドアミラー下部に採用しています。安全性を高めるために実は色々な工夫が凝らしてある部分です。
デザイン性と実用性を両立させたドアミラー。最近では、鏡で後方を映すのではなく、カメラを使ってモニターに映し出すデジタルミラー車も出てきました。進化を遂げていく自動車の部品、将来的にはどんなミラーが主流になっていくのでしょうね。