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COLUMN

東邦コラム

2020.03.30

その他

春よこい

春よこい

すぐそこに春がやってきました。
先日、山のほうではうぐいすの鳴き声を耳にしました。
祖母曰く、2月下旬頃からうぐいす達はほーほけきょの練習を始めるそうで、最近随分鳴くのが上手になってきたよと便りをもらいました。

コロナという言葉はもう聞き飽きたので今回は桜のお話をお届けします。

日本の心とも言われている桜にも花言葉が存在します。
桜全般としては「精神の美」「優美な女性」という花言葉をもっています。

「精神の美」の由来は、アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンが子どものときに父が大切にしていたサクラの木を誤って切ってしまい、正直に告白したという逸話があるそうです。
「優美な女性」は、しとやかなサクラの美しさを女性にたとえたもののようです。

さらに、桜の種類による花言葉もあることを知りました。

ソメイヨシノは「純潔」「優れた美人」。
シダレザクラは「優美」「ごまかし」。
サトザクラ・ヤエザクラは「豊かな教養」「善良な教育」「しとやか」。
ヤマザクラは「あなたに微笑む」「純潔」「高尚」「淡白」「美麗」。
フユザクラは「冷静」。
カンザクラは「気まぐれ」です。

私はこの話を聞いてから桜たちがどこか感情をもっているような、言葉通りの表情をしているように感じるようになりました。
皆さまが好きな桜はどのような花言葉をもっていますか。

満開の桜が待ち遠しいです。桜をみてみんなの笑顔も満開になり、こんな状況もどこかにいってほしいと願うばかりです。