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COLUMN

東邦コラム

2020.05.19

自動車関連

流れるウインカー

流れるウインカー

昔の車(今もですが)のウインカーバルブと言えば、フィラメントが発行する電球タイプでしたが21世紀に入るとLEDバルブタイプのウインカーが登場し、さらに最新の車には内側から外側へ流れるように点滅するタイプとなりました。

昭和40年代生まれの方には流れるウインカーって懐かしくないですか?

平成生まれのヤングな方にはピンとこないかも知れませんが、流れるウインカーは1989には存在していたのです。

と言っても純正やオプションで付いているものではなく、リアトレイの据え置き型スピーカーに。

1990年前後の車のブームと言えば、ハイソカー(Y31シーマや81系マークⅡの高級セダン)やデートカー(S13シルビアやBA4型プレリュード)でしたが、そんな車の定番の1つと言えば、リアトレイに夜になるとブランドロゴのイルミネーションがきれいに光る据え置き型スピーカーを後付することが流行りでした。

その中でもKENWOODから発売されたスピーカーの1つにウインカー連動でブランドロゴがオレンジ色に流れるように点滅する機能が付いている物がありました。

しかし、当時そこそこの人気はありましたが、発売後すぐに道路交通法の改正により、販売中止になってしまいました。

見た目はきれいですが、本来のスピーカーとしての音の評価が良かったのかは謎です。