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2015.02.19

東邦アウトフロイデ、VW中古車販売を強化 奈良学園前に独立拠点

【奈良】フォルクスワーゲン(VW)正規ディーラーの東邦アウトフロイデ(羅光雄社長、 大阪市北区)は中古車販売を強化する。4月をめどに「VW奈良学園前」(奈良市宝来町) に、独立の中古車拠点を開設する。VWの中古車拠点CI(企業イメージ、デザイン) 「DAW(Das Welt Auto=世界の車)」に基づき看板、フェンスなどを設置する。 中古車拠点でありながら専用のショールームを設けているのが特徴で、消費者は天候の影響を受けず 車両を吟味できるのが利点。近畿地区VW正規ディーラーで、展示台数40台規模の中古車販売拠点を持つのは珍しい。
同社は2013年に奈良県内のVW2拠点の人員、設備、顧客などの譲渡を受けた。 従来までのVW大阪東(大阪府東大阪市)、VW大阪なんば(大阪市浪速区)の2拠点と合わせ、 4店舗体制を敷いている。この結果、新車拡販に伴い下取車の入庫台数が増えており、中古車拠点開設が課題となっていた。
VW奈良学園前は、第二阪奈道路宝来ランプから車で数分の距離に位置する。 同社の他拠点から展示車を搬送するのに便利な上、インターネットを検索した中古車購入客は遠方からでも来店する場合が多い。 このため、アクセスしやすい立地条件の場所に中古車展示場を開設することを決めた。  同展示場は新車ショールームの隣接地に位置する。ショールーム内には5、6台の車両を展示する。 人員は4人程度でスタートする。同社の下取車で「up(アップ)!」「ポロ」「ゴルフ」など小型車で3~4年落ちの良質車を多数取り揃え、 小売り台数の伸長に結び付ける。