TOHO
NOTIFICATION

東邦グループからのお知らせ

メディア掲載情報

2020.06.29

東邦自動車グループ、ヘッドランプの黄ばみ除去 「ヘッドランプスチームコート」販売強化

輸入車部品販売などを手がける東邦自動車グループは、ヘッドランプの黄ばみを溶剤の蒸着で除去する「ヘッドランプスチームコート(HLSC)」=写真=の販売を強化する。自動車整備商工組合の展示会やビデオ会議システムでの実演を増やし、認知度向上に取り組む。利益率の高い商品として整備工場への提案活動を推進し、販売数で前年実績比3倍を目指す。

 HLSCは加熱式の専用マグカップと溶剤で構成する。黄ばみやひび割れが付いたヘッドランプを番手の異なるサンドペーパーで複数回研磨した後、マグカップのノズル先端から出る溶剤の蒸気をヘッドランプに当てることで黄ばみを除去できる。従来の溶剤を塗り込む施工や塗装に比べ、施工時間が短く、作業しやすい。

 価格は3万2800円(消費税別)で、溶剤の単品(500㍉㍑)は1万2800円(同)で追加購入できる。溶剤1本あたり約25台を施工できるなど利益率が高い。

 東邦自動車(羅光雄社長、大阪市福島区)とグループ会社のワールドパーツ(同社長、同区)は、2018年にHLSCの販売代理店となった。これまで近畿地区の自動車整備商工組合が主催する展示会などで実演したが、今後は一層の認知度向上を図り、整備工場向けの提案活動を強化する。

2020.06.29  日刊自動車新聞