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COLUMN

東邦コラム

2020.05.28

自動車関連

フォルクスワーゲンとソーセージ

フォルクスワーゲンとソーセージ

 

フォルクスワーゲンでは、ソーセージの製造も手掛けている事をご存知でしょうか。

元々は1973年にヴォルフスブルク工場の敷地内で飼っていたブタを使って製造したのが始まりとされております。

ソーセージは豚肉をコショウ・ショウガ・コリアンダー・ターメリック・唐辛子などを混ぜたものをブナ材でスモークしたもので、当初は従業員や来訪者向けだったものが、社員食堂やヴォルフスブルクのスタジアム内でソーセージをカレー粉とケチャップを掛けた料理「カリーヴルスト」などで販売されるまでに至り、2015年には年間720万本が販売されました。

1990年代にはカリーヴルストに合う専門のケチャップも手掛け、ベルリンにあるカリーヴルスト博物館にも名物料理として紹介されるなど人気商品になっています。

そして一番の驚きは、ソーセージのパッケージには『フォルクスワーゲン純正部品』とプリントされ、純正品番も設定されているのです。

ただ大変残念な事に、このソーセージは日本国内では販売されておらず、ドイツのみとなっております。

ドイツへ行く機会が有った際は、是非召し上がってみて下さい。

そして、そのご感想を教えて頂ければ幸いです。

 

東京支社 高林