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COLUMN

東邦コラム

2024.02.06

自動車関連

車の価格

車の価格

近年車両価格が値上がりして新車の購入が出来ない人が増えてきてるそうです。
ヨーロッパのコンパクトカーでは2002年から2020年の間に59%上昇し
13000ユーロ(約170万円)から21,000ユーロ(約275万円)まで上昇したそうです
又、アメリカでも半導体不足などの影響もありアメリカでの新車価格も約30%上昇しており
中古車の価格も38%上昇しましたが、2023年には物価上昇率が減速した影響で新車価格は1%の50,364ドル、中古車価格は2%の31,030ドルと下落になりました
それでも多くのアメリカ人にとって新車は極めて高価なものとなっており新車を購入するのに必要な年収は最低で10万ドル必要となり
アメリカの世帯の約60%は新車を買えない状態にあるそうです。
私のイメージとしてアメリカの若い方は早くにピックアップトラックを乗るのが普通と思っていましたので
このデータを見て現実は厳しくなって来たなと感じてしまいました。
国内の方もやはり100万円台の車両は殆どいなくなってしまいましたが安全装備・快適装備など充実する分価格が
上がってしまうのは仕方がない事だと思うようにしました。
しかし購入の方法は残価設定やサブスクリプションなど見方を変えれば購入しやすい環境だと感じます。
私だけが思ってる事かもしれませんが、EVの車両の価格設定は部品点数の面からみると安く設定できないかと
思ってしまうのですがやはり技術面の価格が乗って車体価格も高くなるのでしょうか?
もっと販売台数が出る様になり求めやすい価格になる事を願っています。