歴史ある京都

京都は海外からの観光客にも人気の場所ですが
文化の美に触れたくなり、二条城に行ってきました。
世界遺産元離宮「二条城」は、1603年(慶長8年)江戸幕府初代将軍徳川家康が築城し、
徳川幕府の栄枯盛衰とともに歴史を歩み、明治以降は皇室離宮となった城です。
本丸御殿は18年ぶりに一般公開(予約制)となっています。
建築美と文化財の魅力として、歴史的豪華さと格式の高さを感じられます。
【見どころ】
1. 二の丸御殿(国宝)
将軍の権威を示すため、狩野派によるとても鮮やかな障壁画(松鷹図、虎図など)が各部屋に描かれています。
対面の場として設計された格式ある間取りは、部屋の配置や装飾に身分差が反映されています。
国内の城郭に残る唯一の御殿群として国宝に指定されました。
2. 唐門(重要文化財)
金箔や極彩色で装飾された豪華な門。鶴に亀、松竹梅、蝶に牡丹、龍に唐獅子など縁起の良い彫刻が施され、
貴賓を迎えるための絢爛な造りで、桃山文化の華やかさを象徴しています。
3. 本丸御殿(重要文化財)事前予約制
本丸御殿は、耐震と保存修復を完了し、2024年9月より18年ぶりに一般公開(予約制)となっています。
「玄関」「御書院」「御常御殿」「台所・雁の間」の4棟で構成され、宮家の格式を感じさせる造りです。
京狩野・円山派などによる四季の草花図など、繊細で優雅な作風の障壁画があります。
4.二の丸庭園(特別名勝)。
御殿の大広間西側に面して設けられた滝を伴う池庭です。
※二の丸御殿と本丸御殿の内部は撮影禁止です。
※本丸御殿は、事前予約制(時間指定WEBチケット)で、約15名ごとの限られた人数ずつのみの観覧となっております。
(入城と二の丸御殿の予約は不要です)
入城と二の丸御殿のチケットチェックがQR読み込み式になっていて、IT化を感じました。
こちらは紙以外にも、WEBチケットがあるので、事前購入しておくと並ばずに済みます。
数々の、とても貴重で素晴らしい美と歴史を、心行くまで堪能できました。
京都駅からのアクセスも意外と近く、
気になる方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

