COLUMN
東邦コラム
2025.12.09その他

歴史ある京都

歴史ある京都

京都は海外からの観光客にも人気の場所ですが

文化の美に触れたくなり、二条城に行ってきました。


世界遺産元離宮「二条城」は、1603年(慶長8年)江戸幕府初代将軍徳川家康が築城し、

徳川幕府の栄枯盛衰とともに歴史を歩み、明治以降は皇室離宮となった城です。


本丸御殿は18年ぶりに一般公開(予約制)となっています。


建築美と文化財の魅力として、歴史的豪華さと格式の高さを感じられます。



【見どころ】

 

1. 二の丸御殿(国宝)


将軍の権威を示すため、狩野派によるとても鮮やかな障壁画(松鷹図、虎図など)が各部屋に描かれています。

対面の場として設計された格式ある間取りは、部屋の配置や装飾に身分差が反映されています。


国内の城郭に残る唯一の御殿群として国宝に指定されました。



2. 唐門(重要文化財)


金箔や極彩色で装飾された豪華な門。鶴に亀、松竹梅、蝶に牡丹、龍に唐獅子など縁起の良い彫刻が施され、

貴賓を迎えるための絢爛な造りで、桃山文化の華やかさを象徴しています。



3. 本丸御殿(重要文化財)事前予約制


本丸御殿は、耐震と保存修復を完了し、2024年9月より18年ぶりに一般公開(予約制)となっています。

「玄関」「御書院」「御常御殿」「台所・雁の間」の4棟で構成され、宮家の格式を感じさせる造りです。

京狩野・円山派などによる四季の草花図など、繊細で優雅な作風の障壁画があります。



4.二の丸庭園(特別名勝)。

御殿の大広間西側に面して設けられた滝を伴う池庭です。



※二の丸御殿と本丸御殿の内部は撮影禁止です。

※本丸御殿は、事前予約制(時間指定WEBチケット)で、約15名ごとの限られた人数ずつのみの観覧となっております。

(入城と二の丸御殿の予約は不要です)



入城と二の丸御殿のチケットチェックがQR読み込み式になっていて、IT化を感じました。

こちらは紙以外にも、WEBチケットがあるので、事前購入しておくと並ばずに済みます。


数々の、とても貴重で素晴らしい美と歴史を、心行くまで堪能できました。


京都駅からのアクセスも意外と近く、

気になる方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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